旅行や出張の際や、防災グッズとして欠かせないアイテム「モバイルバッテリー」。モバイルバッテリーには様々な種類があり、選ぶのに迷うこともありますよね。このページでは、モバイルバッテリーを選ぶ際に注目すべきポイントについて解説しています。ぜひ、商品選びの参考にしてください!

容量

モバイルバッテリーの容量は、バッテリーがどれだけ電力を貯められるかを表します。5,000~8,000mAhでスマートフォンを約1回フル充電できます。そのため、10,000mAhで約2回、20,000mWhで約4回フル充電できることになります。こちらのサイトの表に、スマホの種類ごとに容量がまとめられているので、参考にしてみてください。

飛行機に持ち込む際に気をつけたいこと

飛行機を利用する際には、モバイルバッテリーの容量に注意してください!国内線・国際線ともに、モバイルバッテリーの預け入れはできませんが、機内持ち込みはできます。ただし、多くの航空会社では、バッテリーの容量が100Wh(約27,027mAh)未満であれば、制限なく持ち込みが可能です。100Whから160Wh(約43,243mAh)までの容量なら、2個まで持ち込めます。容量が160Whより大きいものは、持ち込みができません。この基準は、国や航空会社によって異なるので、利用する航空会社の制限を調べておく必要があります。リチウムイオン電池(3.7V)の場合、容量の単位 [mAh] から [Wh] への変換は、数式Wh = 3.7 × mAh ÷ 1000 に当てはめて計算すると求めることができます。

サイズ・重さ

サイズや重さは、モバイルバッテリー持ち運びやすさに直結します。一般的にバッテリーの容量が大きくなると、サイズや重さも大きくなるため、用途に合わせて選ぶことが重要です。

急速充電(PD・QC)

急速充電機能は、短時間でデバイスを充電できるため、非常に便利です!ただし、対応デバイスとモバイルバッテリーの両方が急速充電に対応している必要があります。一般的な規格には、USB Power Delivery (USB PD) やQuick Charge (QC) などがあります。これらの規格を満たしていないと充電できないデバイスもあるので注意してださい。

コネクターの種類・ポート数

コネクターの種類には、USB-A、USB-C、Micro USBなどがあります。自分のデバイスに合ったコネクターを確認し、適切なタイプのモバイルバッテリーを選びましょう。また、ポート数が多いモバイルバッテリーは、複数のデバイスを同時に充電できるので便利です!ただし、複数のデバイスを充電した場合、1つのポートで充電するときと比べて、出力電力が落ちてしまう場合があるので注意してください。

出力電力・出力電流

出力電力 [W](もしくは出力電流 [A])は、デバイスに供給できる電力(電流)の量を示します。デバイスにもよりますが、一般的に出力が高いほど充電速度が速くなります。スマートフォンを充電する場合は12から18W(1.5から2A)程度が一般的ですが、タブレットやノートパソコンを充電するには、一般的に30W以上の出力が必要です。

モバイルバッテリーの種類

モバイルバッテリーには、ケーブル付きのものから、コンセント一体型、直挿しタイプ、ワイヤレス充電機能を備えたものまで、様々な種類があります。各タイプのおすすめモバイルバッテリーを以下のページにまとめています!